『スレイヤーズ!』を英語で読んだら高尚な幻想文学になる
『スレイヤーズ!』を英語で読んだら口語のニュアンスが(翻訳過程で消えるのと読者の英語力の問題で)なくなってえらく高尚な幻想文学に読めた、という話を伺い、そういうことは我々の読んでいる外国語作品でもよくあるんだろうなあ、と思う夕べ。
— 小太刀右京/Ukyou Kodachi (@u_kodachi) February 22, 2021
ウィザードリィが元はモンティパイソン的なコミカルなノリだったのに
日本に移植されたら『隣り合わせの灰と青春』になっちゃたが如し、ですね— スキヨ@R-18G絵描き (@sukiyo01) February 22, 2021
ボーパルバニーとかまんまですし、友人をマーフィーズ・ゴーストとして出す人ですしね!
— ほげくん (@YouWillSeeHoge) February 22, 2021
聖書にあるイエスの言葉、例えば神へ呼びかける「アッバ」はアラム語から強いて訳せば「おとうちゃん、ととさま」ともなるらしいですが、歴代どの訳者もそのままを重んじて今に至りました。
訳から訳を経た日本語文と、元のアラム語会話と、実はどれぐらい差があるのだろうかと想像の膨らむ一語です。 pic.twitter.com/6CUZ4Ghi6b— あずま あきら (@azumaakira123) February 22, 2021
同じ聖書でも訳文でニュアンスが本当に変わりますものねえ。自分は押井守ファンなので『世界古典文学全集』の聖書を愛読しています。アラム語読めたら楽しいんでしょうのう!
— 小太刀右京/Ukyou Kodachi (@u_kodachi) February 23, 2021
I am a cat. I don't have a name yet.……ですかw
— 崎田和香子 (@_351756401305) February 23, 2021
そういえば昔、村上春樹さんのエッセイに、ドイツのホテルでドイツ語吹き替え版の『東京物語』を観たら笠智衆の「うんにゃ」が「Neun!(ナイン!)」になってて哲学みが増してたって話もありましたね。
— taku_tanimoto (@taku_nicanor) February 23, 2021
後は、翻訳した方の見方として、魔法を使うものは古くて硬い文章の方が伝わるという、翻訳された側の国や言葉の文化背景や慣習があるのかもしれませんね。後は時代とか。
だから光文社古典新訳文庫が始まったりとか。— クロ (@tekisenn) February 22, 2021
逆に言うと、「指輪物語」とかを
スレイヤーズみたいな文体で邦訳する手もあるってことですよね。— ☢️山下238☣️(74億ベクレル投与→1110億ベクレル投与) (@Yamashita238) February 23, 2021
てか、『スレイヤーズ!』は重厚なダークファンタジーだから、口語のニュアンスがなくなればそうなるでしょう。 https://t.co/zRewxx5IHJ
— ジグザグ (@dennokoziguzagu) February 23, 2021
原文『悪党に人権はない』
再翻訳『ならず者にミランダ警告は不要ね』
みたいな?
…幻想文学だから違うかこれだと刑事物か。 https://t.co/AQms1S3oHI— ライホー@ (@pluto0039) February 23, 2021
ハリポタがこれの逆。原作のハリーたちは現代的な話し方で、身近な世界に隠れた非日常感が出ている。日本語はかなり翻訳口調で、よくも悪くも古風になってしまった。 https://t.co/pPaJjYKLKD
— Ryuso-AU (@ryusouau) February 23, 2021
ドイツに留学した人が、下宿のおばさんに下品なジョークを言った時に返された言葉が、日本では「理性的であれ」と訳されてる言葉で、「ドイツでは高等教育を受けてない人でも哲学の素養がある」と驚いた、とかいう逸話を思い出しました。
実際は普通に使われてる言葉だったとのことだけど;(^^; https://t.co/iQM3aO1Fbr— ASOUGI (阿僧祇)@今年も暖房不使用に挑戦中 (@asougi_scp) February 23, 2021
仏教経典は、古代インドのサンスクリット語を古代中国語に訳したものを日本語古文で読み下して、令和に生きる私たちが読んでいる。きっと、よくあるんだろうなあ。 https://t.co/dJ0b3F5tSf
— 泥蓮洞 (@deirendo) February 23, 2021
アルジャーノンに花束を、は邦訳したことで名作・ベストセラーになった例のひとつ。オリジナルの英語版は邦訳版ほど売れなかったらしい(うろ覚え) https://t.co/YWWHQf4jnC
— はちみつさん(Taro)⛅エストレヤ(ドラム缶サイドカー SSTR2020-1503 (@taromalawi) February 22, 2021
ニュアンスの限界は映画でも思う。字幕だと情報量は限られ、耳もついていけない。雰囲気だけなら吹き替えのほうが良いのかもだが、声が変わってしまう。
外国文学の翻訳については、原作の口語のニュアンスを活かすべく頑張ってくれてる訳者が多いと思うけど、もちろん完璧ではないわけで…。 https://t.co/xtjI1ZFUH5— sueでもなく (@suedemonaku) February 22, 2021
日本でのひたすらシリアスなウィザードリィというやつか。 https://t.co/RruqlJgw7k
— CoinRandy (@CoinRandy) February 22, 2021
ネタ満載のRPGであるWizardryが日本でハードなファンタジー世界観をもつゲームとしてながらく認識されてきたのを思い出した。 https://t.co/Dx5pqdsK41
— 吉良理人@ねもい (@big_bros) February 22, 2021
「魔法の国ザンス」がまんまこれですね。日本だと何やら時折駄洒落の挟まる高尚なファンタジー扱いだけど、原書読むとタイトルから人名から隅から隅まで下らない駄洒落の応酬。 https://t.co/yT9sKhLaXl
— 手塚一佳 (@tezukakaz) February 22, 2021
コメント
スレイヤーズが重厚なダークファンタジー??
読んだことないだろ、こいつ
そろそろ指輪物語の新しい翻訳があってもいいな
魔法の国ザンス
「ミーは魔法の国帰りのイヤミざんす」
こんなイメージ