AFP 2020年4月5日 8:00 発信地:Au Cap/セーシェル [ セーシェル アフリカ ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3271205
セーシェル・マヘ島の土産店に陳列されるココ・デ・メールの種子
(2019年11月22日撮影)。(c)Yasuyoshi CHIBA / AFP
ココ・デ・メールの種子。セーシェル・マヘ島の加工工場にて(2019年11月22日撮影)。
セーシェル・マヘ島の加工工場で、ココ・デ・メールの種子から仁を取り出す作業員
(2019年11月22日撮影)。
ココ・デ・メールの仁。セーシェル・マヘ島の加工工場にて(2019年11月22日撮影)。
ココ・デ・メールの仁を詰めた箱。セーシェル・マヘ島の加工工場にて
(2019年11月22日撮影)。
ココ・デ・メールの種子。セーシェル・マヘ島の加工工場にて(2019年11月22日撮影)。
ココ・デ・メールの木。セーシェル・プララン島にて(2019年11月21日撮影)。
ココ・デ・メールの種子をモチーフにした像。セーシェル・マヘ島にて
(2019年11月22日撮影)。
ココ・デ・メールの違法な収穫に反対する横断幕。セーシェル・プララン島にて
(2019年11月21日撮影)。
【4月5日 AFP】西インド洋の島国セーシェルの象徴でもある
ココ・デ・メール(フタゴヤシ)は、
世界最大の種子を持つ。その種子は女性の臀部(でんぶ)を連想させる形から、
生殖力にまつわる神話をもたらした。
その印象的な形から、何世紀にもわたり、
ココ・デ・メールにまつわる多くの神話や謎が生まれ、伝えられてきた。
多くの実が収穫、利用され、ココ・デ・メールは今や絶滅の危機にさらされている。
2011年以降、国際自然保護連合(IUCN)の「レッドリスト」に掲載されており、
現在は政府による厳格な規制で、収穫は年2000個未満となっている。
ココ・デ・メールの木は、セイシェルのプララン島(Praslin)と
キュリーズ島(Curieuse)の2島でのみ生育している。
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クリストフ・ブリストル(Christophe Bristol)さんは
作業場で10キロの実を足に挟み、木づちやのみを使って貴重な仁を取り出す。
種子の中身を取り出すためにはまず、溝に沿って殻を半分に切る。
「ココ・デ・メールを割って中身を取り出すのに20分くらいかかる」
とブリストルさんは語り、
殻が硬くいかに割れにくいか説明した。
「通常のヤシの実よりもはるかに難しい」
「これ(仁)をすりつぶして、
ウイスキーなどのアルコールに入れて飲むと精力が付くという迷信がある」
とブリストルさんは言う。
仁を取り出した後の殻は元のように貼り合わせ、
土産店で証明書を添えて販売される。
価格帯は、3000~4000セーシェル・ルピー(約2万4000~3万2000円)だ。
ディディエール・ドグリー(Didier Dogley)観光相によると、
ココ・デ・メールの仁は1キロあたり最大100ドル(約1万1000円)になるという。
(c)AFP/Nicolas DELAUNAY
タマタマちゃうやろ
ジャングルもじゃもじゃもじゃ
ヤシの木いっぽん実がふたつ
疲れてる
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