東京上空に虹色の雲「環水平アーク」が出現中
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今日6月26日(金)の関東では、南の空にきれいな虹色の雲が見えているところがあります。
この現象は「環水平アーク」と呼ばれ、氷の粒で出来た薄い雲によって太陽光が屈折することで虹色に見えています。
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この色づいている雲は、周囲に見える雲よりも高い所にあるとみられます。
このような上空高い所にある雲は、水滴ではなく小さな氷の粒が空に浮かんでいる状態です。この氷の粒がプリズムの役割をして、波長ごとに光が分けられることで色が分かれて見えています。
雨上がりなどにできる虹は太陽を背にした側(太陽と反対側の空)に見えますが、環水平アークは太陽と同じ方向の空の低いところに見えるのが特徴です。
太陽が高く昇っている時間帯にしか見えないので、冬場はお目にかかることができず、見えたら少しラッキーな現象です。
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引用元: ・【速報】東京上空に虹色の雲 出現中
これほどじゃないけどこれも環水平アーク??
手元になくてツイッターに上げてたやつだから画質悪いけど
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「環水平アーク」は太陽高度が高いときに水平線(地平線)に平行に真横に出るヤツだから、これはいわゆる「彩雲」だと思う。
ちなみに「環水平アーク」が出るのと同じ気象条件で、太陽高度が低いと天頂付近に天頂を中心とする円状に「環天頂アーク」ってのが出る。出ていても頭の真上だから気が付きにくい。
もっと言うと「環水平アーク」も天頂を中心とする円状なんだけどね。ただ円の半径がデカくて天頂よりも水平線(地平線)の方が近いだけで。
「環水平アーク」と「環天頂アーク」
http://www.02320.net/wp-content/uploads/2016/01/circumzenithal-arc-views.png
実物はめっちゃ鮮やかだよ
https://lowch.com/wp-content/uploads/2015/05/circumhorizon-arc.jpg
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画像補正のおかげ。
まぁ今年やばい
これは生で見てみたい
思い知れ、東京人ども
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