■日本人は日本の農業を誤解している? !
「日本の農業問題」というキーワードを聞いて、みなさんはどんなことを思い浮かべるであろうか? 農家の高齢化、担い手不足、農家の減少、耕作放棄地、低い自給率、衰退産業……。そういったキーワードが思い浮かぶのではないだろうか。ニュースなどを見ていると、必ずこういった論調で、危機が叫ばれている。
しかし、実は高齢化や農家の減少、耕作放棄地、自給率などの問題は、どれもまったく問題ではない。少なくとも、どれも解決可能であり、表面的なことにすぎない。むしろ問題の本質はまったく別のところにある。というのも、その問題の本質に取り組むことができたなら、高齢化や農家の減少、耕作放棄地などの問題はひとりでに解決に向かうからだ。
では、その問題の本質とは何か、を一緒に考えてみたいと思う。
最初にみなさんに伺いたいのは、「世界で一番安全な作物をつくっているのは、どの国だろうか? 」という問いである。裏返すと、「世界で一番危険な作物をつくっているのは、どの国だろうか? 」という質問に変わる。
もちろん、何をもって危険とするかについては、人によって違うだろう。確固たる基準が存在するわけではないが、ここでは、仮に「農薬(殺虫剤、殺菌剤、除草剤など)をたくさん使っている作物ほど危険」という基準から見てみることにしよう。一番農薬を使っている国はどこだろうか?
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■「国産が一番安全」という間違った神話
学生たちにこの質問をすると、たいてい「アメリカ、中国」といった答えが返ってくる。その両国が、農薬を大量に使っているイメージなのだろう。逆に「世界で一番安全な作物をつくっている国は? 」という問いに対しては、9割近くの人が、「日本」と回答してくる。
だが、この認識は大きく間違っている。FAO(国連食糧農業機関)の統計によると、中国の農薬使用量は、農地1haあたり13kgという世界トップレベルの数値だ。だが、実は日本も11.4kgの農薬を使っており、中国とほぼ変わらない。日本も中国に劣らず、世界トップレベルの農薬大国なのだ。
実はアメリカはずっと少なく、日本の5分の1しか使っていない。ヨーロッパ諸国も日本より低く、イギリスは日本の4分の1、ドイツ3分の1、フランス3分の1、スペイン3分の1、オランダ5分の4、デンマーク10分の1、スウェーデン20分の1となっている。EUは政策により意図的に農薬を減らしている。また近年躍進が著しいブラジルを見てみても、日本の3分の1であり、インドは日本の30分の1しかない。
日本人の多くは「国産が一番安全」、そう信じていることだろう。しかし、それは間違った神話なのかもしれない。少なくとも、統計の数字だけを見るならば、日本は中国と並んで世界でも有数の農薬大国ということになる。農薬漬けと言ってもいい。アメリカの4倍以上、ヨーロッパの3~20倍以上を使っている。
■「鎖国」を続けた日本農業の危機
このように、日本人に植え付けられてしまっている誤解は他にもたくさんある。これから順次それらを解いていくが、その前に、具体的にどんな危機が日本に来るのか、それをまず考えてみよう。
大きな背景としては、日本の鎖国がついに終わろうとしている、という世界的な動きがある。結論から先に言うと、日本の農業の多くは、1970年代からまったく進歩をしていない。技術革新というものが、起きてこなかったのだ。
農村でのどかにカボチャやニンジンを作っている農家の多くは、実は1970年代とまったく同じ農法で栽培している。昔ながらの「土づくり」を尊び、50年前と同じように肥料をあげ、同じように水やりをして、同じ量だけ収穫している。
今の時代に1970年代と同じ方法でやっていけている産業など、他にあるだろうか。農業だけ、それができてしまう。なぜかというと、国際競争にさらされてこなかったからだ。
1/21(火) 9:16配信 全文はソース元で
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200121-00032274-president-bus_all
引用元: ・【農作物】「国産が一番安全だ」と妄信する日本人の大誤解
農薬は用法用量を守れば問題ないぞ、バカ
使用量が同じだからと言って、用法まで同じとは限らない
ポストハーベストとか知らない人なのかな?
チリ産の生ブルーベリーとか調べればまず確実に出るんじゃないかなあ
日本の農家が技術革新に無頓着なのは
同意するが農薬の件に関しては
中国はそもそも統計が信用できない
アメリカは少ない量でも効果があるような
薬を使ってるから心配
って点を無視すんなよ
農薬の使用量を面積あたりで語ってもねえ
肝心なのは残留農薬だろw
輸入する段階で防腐で農薬とかガッツリだろ。
現地で安全でも関係ねーよ。
そのアメリカの農薬使用量に、ポストハーベストは含まれてないだろ
輸出する時に大量のポストハーベスト農薬をかけるから
信用できないんだよ
これアメリカが圧力かけた記事だろうな
日本は多湿だから農薬も薄まる
アメリカは農薬どころか除草剤をプレハーベスト(収穫前農産物)に播いてる
俺はもうアメリカフリーに走ってる
グリホサート農産物と欧州にも輸入できないホルモン牛を輸入しているのを知ってしまったからな
資本主義社会だと結局食えないものを押し付けるような社会も発生してしまう
で、結局>>1のいう国はどこなんだ?
おまえら、このソース全文読んでみろよ。
結論は日本より格段に農薬使用が少なく、
イメージが良いヨーロッパ産の野菜がEPAで安く大量に入ってきたらヤバイということ。
技術の進歩で鮮度良い野菜を輸送できるようになっているから、
外食産業なんてバンバン輸入して使用するって。
そら福島産とか超危険なのに食べて応援とかやってるからな
日本は気候変動が多く、その上綺麗な形しか売れないから農薬を使わないと成り立たない。
唯一中国よりマシなのは、中国は散布回数、散布時期を全然守らないって点。
日本はまー・・・農家の良心次第。
こんなニュースソース信じるやつがいるの?ww
いくら騙されやすい田舎のジジババでも
家庭菜園くらい自分か隣近所でいっぱいやってて
見向きもしないよwww
使用した農薬の重量だけで判断するのが一番信用ならん。
仮に農作物に残留した農薬が口に入ったときの人体への影響とか考慮して考えないと意味がない。
食用の酢を水で薄めて散布するだけで農薬扱いらしいからね。
あと気候や雑草、害虫の種類も勘案すべき
海外の農産物ってそこそこ見た目が悪くても売ってるが
日本の農産物はやれ規格だ見た目が最優先されている。
そこで大量廃棄も多い。
農産物に付着した農薬を十分に洗い落とさないまま市場に出すことが問題なのである。
出荷用の畑はじゃんじゃん農薬やらないと農協が買い取らないしな
中国野菜の冷食なんていつも売れ残ってる。
金もぼったくられるし外国産でいいだろ
就農者ももういねーよ
日本で100ccを千倍に薄めて散布すれば、100000
日本が100倍使ってる!ってなるって聞いた
例えそれが嘘でも、日本の農家は必要最低限だけ
使うと信じてるよ
その通り
欧米の農薬は効率重視で濃く散布する、
例えば1リッターの農薬を買えば有効成分量は80%とか
日本は大抵1000倍使用がデフォルトなので、それに合わせて薄く作られて販売されている、
比較するなら10アール当たりの同じ農産物で有効成分の分子量の使用量で比較が必要
このソース元の教授は文系で有りながら統計学の基本からかなり脱線してる、
輸入農産物にかかってるでしょ
これ。
もともと輸入農作物の農薬問題は、輸送時のポストハーベストが発端。
>「(殺虫剤、殺菌剤、除草剤など)をたくさん使っている作物ほど危険」という基準から見てみることにしよう。
こんな話は聞いたことがねえ。
農薬
長時間の輸送が伴うとどうしても薬品に頼らないといけなくなるんだよな
“国産”で売ってる野菜が本当に国産かどうか。
じゃぁ逆張りの次善の策で外国産でも大丈夫そうなところ、
ってのも産地偽装のリスクは一緒だろうし。
国際学部とやらの竹下正哲教授とやらは単に市場を開放しろと言いたいだけなのか。
危険度がまるで違う
それが食糧安保の目的だからだ。
外国まで話が発展しても対処できんし
原因まで辿り着けないこともあるしな
つんでもねえ量の農薬まいてる
だがそれ以上に中国が信じられないだけ
食肉偽装のミートホープとか忘れてないよ。
じゃあ、どうすれば良いのなんだが、正直、わからん。
とりあえず信頼できそうなお店で買っているだけ。
コメント
ポストハーベスト農薬というものをこのスレで初めて知りました。
知らない人も多いんじゃないでしょうか。